副業ホステスの心得

短時間で効率的に楽しく副業をしたい!副業としてホステスをお考えの方への心得帖です。

男性の褒めるべき点

おはようございます。

お相手を「褒める」というのは、簡単そうに見えて実はとても難しい行為です。

なぜなら、多くのホステスと接しているお客様ほど、褒められ慣れているため。単純な「かっこいい」「素敵」に対する耐性ができていて、何も感じなくなっているのです。また、ホステスは基本的にお客様を持ち上げるため、機械的にお世辞を連呼する場合が多く、逆に軽薄で表面的な作業のような印象を与えてしまっていることが多いのです。

ではその中でお客様の心に響く「褒め」をするためにはどうすれば良いでしょうか。

まずはお客様を良く観察することです。そしてお話の中で、お客様が一番「自信をもっている所」を見つけることが大切です。

お客様の頭から足の先までを観察し、外見に気を遣うタイプであるか、そうでないか、をまず見てみましょう。

髪型をしっかりセットしているのか、お肌の手入れをしているのか、ヒゲを整えているのか、シャツやスーツにこだわりがあるのか、ネクタイや時計はブランド品か、アクセサリーをつけているのか、体型に気を遣っているのか、靴は磨かれているのか…など。

その中で、お客様がこだわっている部分があれば、それは真っ先にに注目し、褒めておくべき点だと思います。

いきなり「すごーい‼︎」と言う前に、まずは軽く褒めてみて、リアクションを見てみましょう。褒められることに対する男性の反応はさまざまですが、照れ隠しなどを含めてやや嫌な顔をされる場合もあります。ご自分からこだわりについて積極的にお話ししてくれるようなら、目をキラキラさせて一生懸命お話を聞き、たくさん褒めましょう。あまり反応が良くなかった場合は無理に掘り下げず一旦別の話題に移り、少しお互いに慣れてきた段階でまた少しそのこだわりに触れ、反応を見てみても良いでしょう。

外見以外の部分は、お話の中で見つけていきます。お仕事に熱心に取り組んでいる、お話がおもしろくユニークな人柄である、ある分野では知識がとても深い、優しい人柄で包容力がある、熱中している・長く続けているスポーツや趣味がある、ちょっと変わった嗜好がある、お酒がたくさん飲める、などなど。男性の多くは、慣れてくると無意識に会話の中でご自分が得意な分野の話題を出してくることがあります。自分の良い部分を周囲に示したい、認められたいという気持ちがあるためです。それを見逃さず、会話を広げていく中で、じっくりと褒めましょう。

たくさんのお客様と接していると、多少の自慢話も、「そのくらいよくあること」とホステス側も感覚が鈍くなってしまいます。

しかしそのお客様にとっては、最も重要な褒めるべきポイントであることを忘れてはいけません。そこを確実に、大切に扱うことで、お客様との信頼関係は大きく変わります。

「なかなかできることではない」「あなたは特別」と最大限に褒めること。どんなお客様でも、そのすべてを十分に認め、「自分が一番特別だ」と自信を持って頂けることが重要です。